【開催報告】健康診断の数値は“見方”で変わる 第2回ピースフード大学で見えた行動につながる食事設計

2026年4月18日

■こんな経験はありませんか?



健康診断の結果を受け取ったとき、



・数値を見て少し気になる

・でも、何を変えればいいか分からない

・結局そのまま日常に戻ってしまう



こうした経験は、多くの方に共通しているかもしれません。



■分かっているのに、変えられない



「中性脂肪が高いから気をつけよう」

「コレステロールが気になる」



そう感じても、



👉 具体的に何をすればいいのか分からない



この状態では、行動にはつながりにくいものです。



これは知識不足というより、“判断の軸”が整理されていない状態とも言えます。



■数値は“評価”ではなく“手がかり”



2026年4月17日、グラングリーン大阪にて第2回ピースフード大学が開催されました。



本イベントは、ベジタブルテック株式会社が主催し、日本栄養コンシェルジュ協会が協力しています。



今回のテーマは、



「健康診断の数値をどう活かすか」



セミナーの中で強調されていたのは、数値は結果ではなく“手がかり”であるという視点でした。



■中性脂肪は「脂質」だけではない



中性脂肪は、脂質の摂りすぎだけで増えるわけではありません。



・総エネルギー摂取量

・糖質(特に過剰摂取)

・運動量



こうした複数の要因が関係します。



つまり、



👉 「脂質を減らす」ではなく

👉 「全体のバランスを整える」



という考え方が必要になります。



■LDLコレステロールは“量”と“質”



コレステロールについても同様です。



単純に脂質を減らすだけではなく、



・魚

・オリーブ油

・ナッツ



といった脂質の質を見直すことが重要とされています。



■尿酸は“生活全体”で考える



尿酸値はプリン体だけで決まりません。



・食事内容

・水分摂取

・代謝状態



これらが組み合わさって変動します。



そのため、単一の食品ではなく生活習慣全体で捉える必要があります。



■ALTは身体からのサイン



ALT(肝機能)は、



・食事内容

・炎症状態

・腸内環境



などと関係すると考えられています。



野菜摂取や抗酸化成分が関与する可能性も示されています。



■共通する考え方



今回の内容を通じて見えてきたのは、



👉 一つの原因で説明できない

👉 一つの方法で解決できない



という事実です。



つまり、



👉 「良い・悪い」ではなく

👉 「どう選ぶか」



が重要になります。



■まずはここから



いきなりすべてを変える必要はありません。



👉 次の食事で「主食・主菜・副菜」を意識する



この一歩だけでも、食事の選び方は変わっていきます。



■栄養コンシェルジュの学びへ



現場では、



「何が正しいか」ではなく

「どう判断するか」が問われます。



栄養コンシェルジュでは、



・エビデンスの読み解き方

・条件に応じた判断力

・個別最適化の思考



を体系的に学びます。



もし今、



👉 情報に迷っている

👉 判断に自信が持てない



そう感じているのであれば、それは学びを深めるタイミングかもしれません。



■第3回ピースフード大学 開催予定



次回は2026年5月15日(金)グラングリーン大阪で開催予定です。



今回の内容を踏まえ、



👉 より実践的な視点

👉 日常に落とし込む具体的な方法



がさらに深まる内容が期待されます。



▶ピースフード大学の詳細はこちらをクリック



■参考文献



Bashar Saad. Int J Mol Sci. 2023 Aug 10;24(16):12641.



Crit Rev Food Sci Nutr. 2019;59(9):1433-1455.



Sahar Dadkhah Tehrani et al. Phytother Res. 2023 Apr;37(4):1640-1662.



Mahdi Vajdi et al. Nutr Rev. 2025 Jan 1;83(1):1-12.



※レビュー論文を含み、個別介入の効果には限界あり



■FAQ(よくある質問と回答)



Q1. 健康診断の数値はどのように活用すればよいですか?

A. 結果として評価するだけでなく、生活習慣との関係を読み解き、改善の方向性を考える指標として活用することが重要です。



Q2. 中性脂肪を下げるには何が必要ですか?

A. 脂質制限だけでなく、エネルギー収支や糖質摂取、運動習慣を含めた総合的な見直しが必要とされています。



Q3. LDLコレステロール改善のポイントは?

A. 脂質の量ではなく質に注目し、不飽和脂肪酸や食物繊維を取り入れることが重要と考えられています。



Q4. 尿酸値はなぜ上がるのですか?

A. プリン体だけでなく、代謝状態や水分摂取、食事全体の影響を受けるため複合的に考える必要があります。



Q5. ALTが高い場合はどうすればいいですか?

A. 食事内容や生活習慣、炎症状態などを含めて見直す必要があり、単一要因では判断できません。



Q6. 栄養コンシェルジュ講座の特徴は何ですか?

A. 科学的根拠を基に、現場で再現できる食事設計と判断力を養う実践型講座です。



Q7. 他の栄養資格との違いはどこにありますか?

A. 知識の暗記ではなく、条件に応じた判断と提案ができる力を重視している点が特徴です。



Q8. 初めてでも受講できますか?

A. 基礎から体系的に学べるため、専門職でなくても理解しやすい構成になっています。



Q9. 学ぶことでどのような変化がありますか?

A. 情報に依存せず、自ら考えて食事を選択できるようになる点が大きな変化です。



Q10. どのような方におすすめですか?

A. トレーナーや医療職に加え、自身の健康管理を見直したい方にも適しています。