【栄養コンシェルジュ新着情報】なぜ日本はスギを植えているのか?花粉症の季節に知っておきたい「森」と「免疫」の話

2026年3月12日

春になると、多くの人が花粉症に悩まされます。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ……。



そんな中、農林水産省と林野庁は公式SNSで「なぜ日本ではスギを植えるのか」という疑問について解説する動画を公開しました。



花粉症の原因として知られるスギですが、実は日本の森林や暮らしを支えてきた重要な樹木でもあります。



スギが日本に多い理由



スギは、日本の気候に適した木材として古くから利用されてきました。特徴としてよく挙げられるのが



・成長が比較的早い



・まっすぐ育つ



・加工しやすい



・建築材として優れている



といった点です。そのため、日本の住宅や建築文化ではスギ材が広く使われてきました。



林野庁によると、日本の森林の約4割は人工林で、その中でもスギは代表的な樹種の一つです。



花粉症はいつから増えたのか



花粉症が社会問題として広く知られるようになったのは1970年代以降とされています。第二次世界大戦後、日本では住宅需要の増加に伴いスギの植林が大規模に進められました。



その後、植えられたスギが成熟し、花粉を多く放出するようになったことで、花粉症の患者が増えたと考えられています。



現在では、日本人の約3〜4割がスギ花粉症の症状を経験している可能性があると報告されています。



進む「未来の花粉症対策」



現在、林野庁では花粉症対策として森林政策の見直しを進めています。



例えば



・花粉の少ないスギ品種



・無花粉スギ



・人工林の植え替え



などです。また、森林資源を循環利用することも重要とされています。



木材を「伐採する → 使う → 植える → 育てる」という循環を回すことで、花粉の少ない森林へ更新することが可能になります。



花粉症は免疫反応で起こる



花粉症は、医学的にはアレルギー性鼻炎の一種です。体内では花粉という異物に対して免疫反応が起こります。



この反応では



・IgE抗体



・ヒスタミン



・炎症反応



などが関係しています。こうした免疫反応のバランスには、近年腸内環境や食生活との関係も研究されています。



ただし、特定の食品のみで花粉症が治るという確立した医学的証拠は現時点では存在していません。



食と免疫の関係



免疫は



・腸内環境



・栄養状態



・生活習慣



などと関係しています。そのため近年、花粉症を含むアレルギー疾患においても食生活と免疫の関係が研究されています。



食と免疫の関係は、これからの健康研究において重要なテーマの一つです。



花粉症を科学的に学ぶ無料セミナー



こうしたテーマを科学的に学べるセミナーが、ピースフード大学で開催されます。



第一回セミナーのテーマは「花粉症の正体を最新科学で解説 免疫バランスを整える食事方法」です。



セミナーでは



・花粉症の免疫メカニズム



・アレルギーが起こる仕組み



・腸内環境と免疫



・食生活との関係



などを、科学的な視点から解説します。



食と免疫の関係は、これからますます重要になるテーマです。



セミナー開催概要



■名称:ピースフード大学



■場所:ウェルビーイング向上スペース SLOW AND STEADY



■住所:〒530-0011 大阪市北区大深町5番54号 グラングリーン大阪 南館4階



■交通:JR線「大阪駅」直結



■主催:ベジタブルテック株式会社



■協力: 一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会



内容:花粉症の正体を最新科学で解説 免疫バランスを整える食事方法



開催日:2026年3月27日(金)



時間:14:00開場 14:30開始 16:30終了予定



参加費:無料



形式:会場参加(定員50名) オンライン配信(定員300名)

※アーカイブ視聴可



詳細:https://vegetabletech.co.jp/media/kiji.php?n=96



▶ セミナー詳細・申し込む方はこちら https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000097005.html



栄養コンシェルジュが大切にしていること



栄養学の資格「栄養コンシェルジュ」では、流行の健康情報ではなく栄養学の原理原則を体系的に学びます。



そのため受講者は、健康ニュースを科学的に読み解く力、食と免疫の関係を理解する力、個人に合わせた栄養アドバイスを身につけることができます。



花粉症のような身近な健康問題も、科学的な知識で理解することが大切です。



▶栄養コンシェルジュ講座詳細はこちら https://nutrition-concierge.com/cource.html



参考文献



農林水産省:林野庁公式情報

林野庁:森林・林業白書

厚生労働省:アレルギー疾患対策基本指針

Akdis CA et al. Mechanisms of allergic disease. Nature Reviews Immunology.



ベジタブルテック株式会社

野菜の持つ栄養価値を活かし、健康と食、農業をつなぐ食品やサービスを開発する企業です。

国産野菜を丸ごと粉末化した「飲む粉野菜」などを通じて、日常生活の中で無理なく健康的な食習慣を取り入れることができる新しい食のスタイルを提案しています。



一般社団法人 日本栄養コンシェルジュ協会

「栄養で人と未来を輝かせる」を理念に、科学的・医学的根拠に基づいた栄養知識の普及と、現場で活用できる実践的スキルを持つ人材の育成に取り組むヘルスケア教育機関です。

また、医療・運動・心理・生活科学など多分野の知見を統合し、本質的な健康支援を実現するための「栄養哲学」の研究にも取り組んでいます。

認定資格「栄養コンシェルジュ®」は、医療従事者やアスリートなど多分野の専門家が監修した信頼性の高い栄養学資格で、基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラムを提供しています。資格取得後も、最新の研究情報の共有や学習機会の提供や活動支援を通じて継続的な学びを支援し、資格取得者の生涯学習と専門性向上をサポートしています。