【栄養コンシェルジュ 新着情報】 冷凍枝豆から基準値超の農薬検出 ― 数字をどう読むかが“専門性”を分ける
2026年2月27日
冷凍食品「塩あじえだ豆ボリュームパック」から、食品衛生法の基準値(0.5ppm)を超えるピラクロストロビン0.6ppmが検出され、約33,000パックの回収が発表されました。
現時点で健康被害の報告はありません。
しかし、ここで重要なのは――
「基準値超=危険」なのか?それとも「数値をどう評価するか」が本質なのか?
ADIで読み解くとどうなる?
内閣府食品安全委員会は、ピラクロストロビンの一日摂取許容量(ADI)を0.034mg/kg体重/日 と評価しています。
体重50kgの場合、0.034 × 50 = 1.7mg/日が「一生涯にわたり毎日摂取しても健康影響がないと推定される量」です。
今回検出された濃度は 0.6ppm(=0.6mg/kg) であるため、1.7mg ÷ 0.6mg/kg ≒ 約2.8kgという計算になります。
つまり、理論上は体重50kgの人が当該枝豆を1日約2.8kg摂取した場合にADI相当量に達するという水準です。
では、私たちはどこまでを「リスク」と考えるべきなのでしょうか。
さらに、枝豆の栄養価は?
枝豆は
✔ 高たんぱく
✔ 食物繊維豊富
✔ 葉酸が多い
日本栄養コンシェルジュ協会が開発・普及している食品カテゴリーマップ®ではカテゴリー2(たんぱく源)に位置づけられる栄養価の高い食品です。
ニュースの「農薬」だけでなく、食品としての価値も冷静に評価する必要があります。
ニュートリジェンスで詳しく解説
✔ 基準値の意味
✔ ADIの計算方法
✔ 実際の健康リスク
✔ 枝豆の栄養成分
を、数値ベースで整理しました。
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【冷凍枝豆から農薬検出】ピラクロストロビン0.6ppmは危険?安全性と栄養価を解説
ニュースを「怖がる側」で終わりますか?それとも説明できる側になりますか?
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